私たちは怒りを感じる時、大なり小なり自分の価値観で相手を裁こうとしてしまいがち。これは少なくともその瞬間、自分は正しいと思っているからです。その時、自分自身がこれまで誰かに受けいれてもらったり許してもらっていることをつい忘れてしまい、許すことができずに相手を裁きます。本当に許せないことなのか。大半のことが後になってあんなに怒る必要はなかったと後悔することがあります。後悔するのは「怒り」の感情を衝動的に「怒る」という行動に移してしまったからでしょう。衝動を制御して、自分にとっても周りにとっても長い目で見て建設的な判断や行動だったら、後悔は減らすことができます。それがアンガーマネジメントです。