人には、相手や社会に向けて“三段変化”の気持ちがあります。これ、だんだん強くなるんです。①「こうあるといいな」── 願い(たまご)これは一番やさしい状態。「雨、降らないといいな」「上司、機嫌よくいてくれたら嬉しいな」…くらいの“ふんわり願望”です。可愛いんですよ、この段階。まだ怒りの気配ゼロ。“願いのたまご”です。②「こうあってほしい」── 期待(ヒヨコ)ちょっと成長してヒヨコになります。願いに「相手」が登場し始める。「ちゃんと返信してほしいな」「時間は守ってほしいな」“〜してほしい”は、もう相手が関係してくるので少しハードルが上がります。ここでヒヨコがピヨピヨ鳴き始める。かわいいけど、だんだん主張が強い。③「こうあるべきだ」── 価値観(ニワトリ)そして最終進化。翼バサァッと広げて登場します。「挨拶するべきだろ」「時間は守るべき」「普通はこうするべきだ!」ここまで来ると“価値観のニワトリ”が羽ばたきはじめます。このニワトリ、悪いわけじゃないんです。むしろ「自分の大切にしてる価値観」が姿を現した証拠。ただし…このニワトリを強くつかみすぎるとつついてくる。結構つよい。自分も相手もケガします。願い → 期待 → べきこの3段階を知っておくと、自分の怒りがどこで生まれたかすぐに見つけられます。そして何より、「あ、いま私の中のニワトリさんが暴れてるわ」と気づくだけで、怒りって不思議と落ち着くんです。