本当は怒りたくない年齢を重ねるにつれ自分の感情表現が本心と一致していない事に気づきつつも、こうあるべきだと上司像を演じるために気づかないふりをしていました。だんだんと相手にされなくなり、孤独感が増す中で、思いがけず口走った怒りの感情をぶつけてしまったときの相手の悲しそうな顔を忘れることができません。「本当は怒りたくない」の本心と、口に出る言葉を一致できるようになりたい。これがアンガーマネジメントについて学ぼうと思ったきっかけです。きっと同じ思いをしている、リーダーや管理職の方は多いのではないかと思います。人はどうあっても変えられないことを「変えたい」と言い、イライラします。そして簡単に変えられることを「変えたくない」と言って、またイライラします。そこには自分にとっての「こうあるべき」が邪魔をします。そのイライラの矛先は身近な人へほど強く、立場の弱い人へと向かい、連鎖します。自分の感情に責任を持つスキル。それがアンガーマネジメント。高齢者、外国人、障がい者、LGBTなど多様性の進むSDGsな社会ではこれからもっと必要になることでしょう。あなたの「怒り」で愛する人や大切な仲間を傷つけ、後悔しないためにアンガーマネジメントスキルを身につけることは、あなたの本心、「本当は怒りたくない」を実現できます。