私はめったに怒らないからアンガーマネジメントは関係無いという人がいます。こういった場合、実は怒りの感情を怒りとして認知していない場合があります。怒りの矛先は3つです他人、自分、モノ怒りをアウトプットする他人やモノに当たる人は怒りの表現が分かりやすいですが、場合によっては怒りの矛先が自分に向いている場合があります。自分を責める怒りの感情は自分自身で気づきにくく、長く放っておいたがゆえに、気がつけば鬱などにつながるケースが非常に多くなっています。日常のちょっとした事で「私が悪い」「迷惑をかけたかも」「自分のせいで…」といった申し訳ない気持ちを抱きやすい人、すなわち「罪悪感」が強い人は怒りの矛先が自分に向いているかもしれません。こういった場合にもアンガーマネジメントは必要です。